スモールキャンプでは「Round table 考える場」と冠して、わたしたちの社会を取りまく様々な問題について勉強のできる場、語り合う場をシリーズで開きます。
第一弾は映画『四月の残像』を通して、ジェノサイドの裏にある歴史的な背景やレイシズムの構造、また現在日本におけるレイシズム、ヘイトスピーチの問題などについて考えます。参加者同士がおたがいに知見を広げ、見識を深めていく場になれば幸いです。
【第一部】映画鑑賞
日時|2014年5月24日(土)18時10分集合(18時20分開始)
場所|なかのZERO(小ホール)
住所|東京都中野区中野2-9-7
主催|駐日ルワンダ共和国大使館、シネマアフリカ実行委員会
入場料|無料
鑑賞する映画『四月の残像』について↓
http://www.cinemaafrica.com/?page_id=1690
※『四月の残像』は、前回から参加のKさんにおすすめいただきました。
【第二部】Round table 考える場
日時|映画が終わり次第移動
場所|吉祥寺 中道通り イラストレーション事務所にて
会費|飲食代を実費にて(1500円前後)
持物|紹介したい本(テーマ:社会問題)
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映画鑑賞の後、吉祥寺事務所に移動。そこで考える場を開きます。
お酒を飲んだり食べたりしながらの気軽な会です。
ルワンダ・ジェノサイドからヘイトスピーチまで、アジアやアラブの例も引きつつポストコロニアルの視点から考えます。時事として、集団的自衛権や漫画『美味しんぼ』を取り巻く状況についても意見交換できたらと思います。
【参考図書】
『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』加藤 直樹 (著)
*たいへんおすすめです。
おすすめの本の紹介も合わせて行いたいと思います。社会問題について、ないしはそれを内包する文学作品など、紹介されたい本がありましたらお持ち寄りください。
お申込み・お問い合せは下記まで。
お名前、参加にあたりコメント等お書き添えの上、お申し込みください。
2011年3月11日、東日本大震災が起き、続けざまに福島の原発が爆発しました。会社に通っていないわたしはその時期、自分のまわりに不安な気持ちを共有できる場がないことを、とても心細く感じました。今作っているこの小さな場は、その時にあったらいいなと思ったものです。こうした場がたくさん出来て、様々なことが家庭以外でも、もっと話し合われ分かち合われるといいなと願っています。(主催)
【関連】
→ 【企画ノート】Round table 考える場 #1|獣性をたずさえて生きるということ。
→ 考える場、はじめます。(blog)