スモールキャンプ

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This article was written on 03 2月 2014, and is filled under - 朗読読書会, イベント.

【朗読読書会】囚われの王国に含まれるということ。── ボルヘス「アステリオーンの家」を読む。(彫刻家ヘンク・フィシュのテキストとともに)

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日時|2014年3月1日(土)19時開始(開場18:45)
場所|国立本店にて
定員|8名
住所|東京都国立市中1丁目7-62(国立駅より徒歩5分)
会費|1500円(お酒と食事付き)  

お申込み (お問い合せ)|info@smallcamp.org
【お名前、参加にあたりコメント】をお書き添え下さい。


課題図書|ホルヘ・ルイス ボルヘス「不死の人」
http://www.amazon.co.jp/dp/4560071144

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この家のすべての部分は何度も反復されていて、どの場所も他の場所である。

ここには決して一つの天水桶、
ひとつの中庭、
ひとつの水飼い場、
一つの秣桶というものはない。

秣桶も、水飼い場も、中庭も、天水桶もその数は十四(無限)である。

この家は世界と同じ大きさである、というよりも、それは世界である。

(「アステリオーンの家」より抜粋)

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かのアルゼンチン出身の作家ホルヘ・ルイス・ボルヘス。3月は彼の短編『アステリオーンの家』でキャンプを張ります。
併せて読むのはオランダの彫刻家ヘンク・フィシュによる短くも魅力的なテキスト、『二羽の鳥と石と馬』という2012年の個展のパンプレットの序文として書かれました。「これらの物語のどこにも、泉の手がかりは見つからない!私たちは物語を認識できない。なぜなら私たちは、眠っているか死んでいるのでない限り、物語に含まれているのだから(序文より)」

普段は日常の断片で覆われている「世界=物語」。それについての記述を読む(もちろんわたしたちは最期までそれを知ることはできません)ふと生を俯瞰するような、ひんやりとした手触りの時間を皆で持てたらと思います。

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【この集まりでやること】
・「アステリオーンの家」及び、展覧会「二羽の鳥と石と馬」序文テキストの輪読。
・感想の交換後、食事をしつつ語り合う。

*数人で輪になって行う輪読は、それぞれの人の持つ異なる声(音)とテンポで奏でられることばの音楽のようで、読むのも聞くのも楽しい体験です。
*ボルヘス・ファン歓迎。

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tensen2【関連】
→ 【Report】「ボルヘス『アステリオーンの家』を読む。」を終えて。


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